November 01, 2012

10月の本

読了分

空の論理「中観」―仏教の思想〈3〉 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
空の論理「中観」
  ―仏教の思想〈3〉 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

認識と超越「唯識」―仏教の思想〈4〉 (角川文庫ソフィア)
認識と超越「唯識」
  ―仏教の思想〈4〉 (角川文庫ソフィア)

ユリイカ2012年8月号 特集=クリストファー・ノーラン 『メメント』から『インセプション』、そして『ダークナイト ライジング』へ
ユリイカ2012年8月号
 特集=クリストファー・ノーラン
 『メメント』から『インセプション』、
  そして『ダークナイト ライジング』へ


購入分

メタ・バロンの一族 下 (ShoPro Books)
メタ・バロンの一族 下 (ShoPro Books)
バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー (ShoPro Books)
バットマン
 :デス・イン・ザ・ファミリー (ShoPro Books)

アベンジャーズ:プレリュード (ShoPro Books)
アベンジャーズ:プレリュード (ShoPro Books)

ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー (MARVEL)
ニューアベンジャーズ
 :シビル・ウォー (MARVEL)

宇宙船vol.138 (ホビージャパンMOOK 464)
宇宙船vol.138
  (ホビージャパンMOOK 464)

東映スーパー戦隊シリーズ35周年作品公式図録 百化繚乱 [下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑1995-2012
東映スーパー戦隊シリーズ35周年作品公式図録
 百化繚乱 [下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑1995-2012

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January 12, 2012

読了@備忘録

読んでからずいぶんと立つ本もあるのでほとんど備忘録と化している
読書日記であります(苦笑)。

チャリオンの影 上」「チャリオンの影 下
影の棲む城 上」「影の棲む城 下
 ロイス・マクマスター・ビジョルド 著 鍛治靖子 訳 創元推理文庫

  読み始めた当初は退屈な宮廷ファンタジーかと思っていたが、神が
 降臨したあたりから一気に面白くなった。ヒューゴー、ネビュラ、
 ローカスのトリプル受賞作「影の棲む城」よりも「チャリオンの影」
 の方が好みかな。

ロスト・シンボル 上」「ロスト・シンボル 下
 ダン・ブラウン 著 越前敏弥 訳 角川書店

  天使と悪魔でも反物質が出てきたりと前からこの作者はトンデモ
 科学をネタに使うきらいがあったが、このロストシンボルはその
 最たるもの。物語の中心にその要素を据えたために、そこが受け
 入れられるかどうかがこの物語を気に入るかどうかの分かれ目に
 なるかもしれない。謎解きや登場する要素は面白いのだが。

「気」の精神分析
 佐々木孝次 著 せりか書房

  よくわかりませんでした(笑)。

移行化石の発見
 ブライアン・スウィーテク 著 野中香方子 訳 文藝春秋
「進化論」を書き換える
 池田清彦 著  新潮社
  新しい種と古い種の中間となるいわゆる「移行化石」が知らない
 間に多く発掘されていたことに単純に驚いた。 進化の歴史について
 は、これからまだまだ議論が続いていくことだろう。

なぜ灘の酒は男酒、伏見の酒は女酒といわれるのか
 石川雄章 著 実業之日本社

  まぁ日本酒の本(笑)。花酵母のあたりの話は一度きちんとまとめた
 本を読みたいかな。

 実は夢枕獏の魔獣狩りシリーズも全部通して読んだのだが、長くなる
 のでまたの機会に。

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September 19, 2011

読了8冊

キリスト教成立の謎を解く―改竄された新約聖書
 バート・D. アーマン 著 津守京子 訳 柏書房

  「捏造された聖書」の著者によるキリスト教と聖書の成立について
 の考察。テキストを客観的、歴史的に評価判断する「本文批評」の威力。
 私にとっては今までの確信を補強するような内容だったが、中には
 この本を読んでショックを受ける人もいるのだろうな。まぁ日本人には
 いなさそうだけど。

天才と発達障害 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル
 岡 南 著 講談社

  発達障害によって普通の人々とは世界の認知の仕方が違う─それが
 天才を生み出す一要因となっている。現に視覚優位の認知特性を持つ
 著者が、ガウディとキャロルを例に取って発達障害の新たな可能性を
 描いてみせた本。彼らは意識的に人と違うものを生み出したわけでは
 なく、そうそのように作り出すしかなかったのである。著者が視覚
 優位であるため、どうしてもガウディについての内容が多くなっている。

養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること
養老孟司の大言論〈2〉嫌いなことから、人は学ぶ
養老孟司の大言論〈3〉大切なことは言葉にならない
 養老孟司 著 新潮社

  季刊誌「考える人」に連載していた「万物流転」をまとめた単行本。
 養老節健在な限りでとても嬉しい(笑)。ところどころこちらも考えて
 読まなければいけない箇所があるし、考えて読まないと毒気に当て
 られてしまう可能性もあるので要注意。

砂の妖精
 イーディス・ネズビット 著 石井桃子 訳 角川文庫
砂の妖精
 イーディス・ネズビット 著 八木田宜子 訳 講談社 青い鳥文庫
火の鳥と魔法のじゅうたん
 イーディス・ネズビット 著 猪熊葉子 訳 岩波少年文庫

  今回のファンタジーはイーディス・ネズビット。1985年のアニメ
 「おねがい!サミアどん」の原作である「砂の妖精」とその続編だ。
 100年以上前に(1902年)書かれたことを考えると画期的なファンタジー
 だったのだろうと思うが、今読むと子供達に個性が乏しかったり、
 同じような失敗を延々と繰り返す展開にもどかしくなったりと
 物足りない部分があるのも確かだな。
  八木田訳は完訳版で、石井訳は抄訳版らしい。子供に読ませるなら
 間違いなく抄訳版をお薦めする。

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August 03, 2011

読了@ファンタジー

魔界の盗賊
 マイクル・シェイ 著 宇佐川晶子 訳 ハヤカワ文庫

  1983年世界幻想文学大賞受賞作。
 盗賊とあるくらいだから盗んで盗んで盗みまくるのかと思っていたら
 内容はどちらかというと盗賊よりもレンジャーといった風で、異界や
 この世ならぬものに対してどうやってサバイバルしたかというお話。
 盗賊であるニフトよりも、その異界のほうがお話の主人公なのでは
 ないだろうか。ギルドマース最高(笑)。

吟遊詩人トーマス
 エレン・カシュナー 著 井辻朱美 訳 ハヤカワ文庫

  1991年世界幻想文学大賞受賞作。
 まことのトーマスと呼ばれる吟遊詩人の伝説を元にしたすばらしい
 妖精譚。四人の登場人物の視点を借りて物語が進むのだが、それが
 重層感というか奥行きのようなものを醸し出していると思う。
 派手な剣劇やめくるめく魔法が出てくるわけではないが、一級の
 ファンタジーである。

剣の輪舞
 エレン・カシュナー 著 井辻朱美 訳 ハヤカワ文庫

 「吟遊詩人トーマス」とつながりがあるということでこちらも読んで
 みた。正直そのつながりというやつはわからなかったのだが(苦笑)。
 宮廷ロマンという感じだろうか。面白くないわけではないのだが
 この手の小説はあまり得意でない上に主人公がゲイカップルときて
 今ひとつ入り込めなかった。

リプレイ
 ケン・グリムウッド 著 杉山高之 訳 新潮文庫

  20歳から40歳くらいまでの人生を何度も繰り返す男の物語。
 あの時点に戻って人生をやり直せたらというのは誰もが考えること
 だが、それが無限ループになると一種の拷問だ。何度も人生をやり
 直し、人生観、哲学を変化させ成長していく主人公。1988年の
 世界幻想文学大賞受賞作であり、確かに内容は素晴らしい。だが
 決着の付け方はこれ以外ないだろうという感じだし、なぜどうして
 といったあたりに一切説明がないのがやはりちょっとひっかかる。

終末期の赤い地球
 ジャック・ヴァンス 著 日夏響 訳 久保書店

  実は新しい太陽の書シリーズを読んだ直後に一度読んでいるの
 だが、アマゾンにこの本のページがなくリストアップするのを
 忘れていて、また借りて読んでしまった。太陽に死が迫った
 終末期の地球を舞台にいくつかの短編がくりひろげられる。
 最初の数章において、前章途中で退場した人間が次の章の主役に
 なっていて面白かったな。今度は忘れずにしっかりリストアップ(笑)。

幻想と文学
 エリック S. ラブキン 著 若島正 訳 東京創元社

  「幻想小説」ではなく文学における「幻想」というものを
 ターゲットにした文学評。その内容についての是非はいろいろと
 あるだろうが、幻想というキーワードを元にSF、ファンタジー
 から探偵小説までを視野に収めているのが面白かった。 

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June 26, 2011

読了@プリデイン

タランと角の王
タランと黒い魔法の釜
タランとリールの城
旅人タラン
タラン・新しき王者
 ロイド・アリグザンダー 著 神宮輝夫 訳 評論社
コルと白ぶた
フルダー・フラムとまことのたてごと
 ロイド・アリグザンダー 著 エバリン・ネス 絵 神宮輝夫 訳 評論社

  評判の高いファンタジー、プリデイン物語を読破した。これも本当
 のことを言うと子供の頃に出会っておかなければいけない本であった。
 人生損してきてるなぁ。まぁぎりぎり間に合ったか。
  ウェールズ神話であるマビノギオンを題材にしており、魔法・怪物・
 不死者・戦士が登場するファンタジーではあるが、この作品の第一の
 魅力は青年タランの成長にある。それは一巻ごとに感じられるし、
 さらに五巻読み切ると、新王にふさわしい立派な人物へと成長した
 タランの存在を感じることができる。選択の自由とそれに伴う責任。
 そして死すべき存在である人として生きることを選択するタランの
 姿には素直に感動することができた。コルの周りは緑に囲まれた
 立派な農地になっているだろうし、約束の堤防はきっと完成している
 だろう。確かに女性のキャラクターが多少魅力に乏しかったり、
 物語がもう一盛り上がりしてほしいところで終わったりするところ
 はあるが、必読のファンタジーである。

  最後の二冊は外伝とも言うべき絵本。絶版とのことで図書館でしか
 読めないかもしれない。まぁこれはおまけですな。

  おまけと言えば、このプリデイン物語を元にしたディズニーに
 よるアニメーション映画があるのだが、こちらは実に評判がよくない。
 私はそれほどまでひどいとは思わないのだが、原作とは別物と考えた
 方がいいだろうということには激しく同意する。まぁなんだかんだ
 言って私も観てしまったわけで、観るなとは言えないのだが(笑)。
 >コルドロン

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May 05, 2011

読了11冊

備忘録で簡単に(^^;

解明される宗教 進化論的アプローチ
 ダニエル・C・デネット 著 阿部文彦 訳 青土社

  宗教を進化論を軸に自然科学的アプローチで分析評論しようとした本。
  どんな事柄であろうとも原理主義的態度は忌避されるべき。

神話の力
 ジョーゼフ・キャンベル , ビル・モイヤーズ 著 飛田茂雄 訳 早川書房

  対談の抄録。視点に若干の古さと、東洋思想偏重のケが感じられるが、
  示唆に富む内容ではあった。

出雲大社の暗号
 関裕二 著 講談社

  詳しくは自分の前著を参考のこと、みたいなのが多くて辟易。
  書いてあることは面白くないわけではないけれど。

一万年の進化爆発 文明が進化を加速した
 グレゴリー・コクラン , ヘンリー・ハーペンディング 著 古川奈々子 訳 日経BP社

  現世人類の生物的進化は数万年前に終わり、固定されているという
  印象を吹き飛ばしてしまう。現生人類であるホモ・サピエンスと
  滅び去ったと言われているネアンデルタール人の混血が文化的飛躍
  をもたらしたという話はとても興味深い。
  
捕食者なき世界
 ウィリアム・ソウルゼンバーグ 著 野中香方子 訳 高槻成紀 文藝春秋

  食物連鎖の頂点にいる「トッププレデター」の絶滅(人類が恐怖ゆえに
  死に追いやった)が生態系の崩壊をもたらすというスリリングかつ
  ドラマティックなルポルタージュ。日本のトッププレデターであった
  オオカミの代わりをしたものは何だったのか。

「独りバー」はこわくない―カウンター初心者用バイブル
 根津清 著 中公新書ラクレ
カラー版 至福の純米酒一〇〇選
 長田卓 著 洋泉社COLOR新書y

  箸休めの酒関連本。日本酒だけじゃなくてウイスキーも嫌いではない(笑)。

タイタス・グローン
ゴーメンガースト
タイタス・アローン
 マーヴィン・ピーク 著 浅羽莢子 訳 創元推理文庫

  今回のファンタジー、ゴーメンガースト3部作。これをファンタジーと
  言っていいのかどうかは疑問があるところだが、読み応えがあって
  実に面白い本だった。著者の病気のせいもあるだろうが、実質は
  1と2で完結している物語であり、3はまた別の物語という感じがする。
  1と2はスティアパイクの物語で、3からタイタスの物語がやっと
  始まるところだったのかもしれない。

Of Brigands and Bravery: Kuniyoshi's Heroes of the Suikoden
 Inge Klompmakers 著 Koninklijk Instituut Voor De Tropen; New edition版

  歌川国芳による通俗水滸伝シリーズの画集。洋書なので絵を観る
  だけで手一杯(笑)。

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October 30, 2010

読了@その他

世界で最も危険な書物―グリモワールの歴史
 オーウェン・デイビーズ 著 宇佐和通 訳  柏書房
ロンギヌスの槍―オカルティスト・ヒトラーの謎
 トレヴァ・レヴンズクロフト 著 堀たほ子 訳 学習研究社
意外!本当? まちがいことば辞典
 村石利夫 著 小学館
日本人の正体―大王たちのまほろば
 林順治 著 三五館
見える日本、見えない日本―養老孟司対談集
 養老孟司 著 清流出版
Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54
 Theodore Gray 著 高橋信夫 訳 オライリージャパン

 日本酒関係以外の本も備忘録がわり。手抜きですみません(笑)。
 グリモワールの歴史はまっとうな研究学術書。手元に一冊置いておきたい
 衝動と激しく戦った。ロンギヌスの槍はまともな研究書に見せかけて
 その実トンデモ本(汗)。日本人の正体は一歩間違うとトンデモ本になり
 かねないぎりぎりのところにあると思われる古代史本。その主張はそのまま
 鵜呑みにすることは出来ないが、蘇我氏に対して私が何となく抱いていた
 「違和感」のようなものを解消しているので捨て置けないところ。これから
 どこまで研究が進むのか、期待したい。最後のマッドサイエンスは過激な
 科学実験をDIY感覚でやってしまったアマチュアサイエンティストの実験
 記録。その実験内容もそそられるが何よりも写真が美しい。子供の頃に
 出会ったらその一生を左右しかねない危険に満ちた本である。

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読了@日本酒関係

純米主義~浪花の日本酒カリスマが厳選した本当に美味しい日本酒61本~
  中野恵利 著 小学館
「「和」の食卓に似合うお酒
  田崎真也 著 中央公論新社
料理通信 2010年 05月号
   角川春樹事務所
山田錦物語―人と風土が育てた日本一の酒米
  兵庫酒米研究グループ 著 神戸新聞総合出版センター
呑んべえ道~ほかでは読めない!日本酒の常識・非常識~
  粋な呑んべえ育成委員会委員長:山葵夕子 著 マガジンランド
おとなの常識日本酒
  藤田千恵子 著 淡交社
晩酌パラダイス―今宵も酔いし、美味し、楽し
  ラズウェル細木 著 幻冬舎

  書評書かずに溜めすぎ(笑)。とりあえずこちらは日本酒関係。
 もうずいぶん前に読んだ本も入っているので備忘録ですな。
 おすすめは藤田千恵子の「おとなの常識日本酒」と週刊漫画ゴラクにて
 「酒のほそ道」を連載中のラズウェル細木の「晩酌パラダイス」あたり
 かな。ラズウェル細木氏の好みはは私の嗜好と似通っている気がする。
 袋入りのインスタントラーメンは「素ラーメン」に限るとかね。飲み
 過ぎて翌日後悔するのはどんな飲んべえも共通だろうけど(笑)。

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August 20, 2010

読了6冊@備忘録

読み終わった本がしこたま溜まってしまった。もう忘れている(苦笑)ことも
多いのであくまで備忘録がわりです。

サイクリック宇宙論―ビッグバン・モデルを超える究極の理論
 ポール J.スタインハート,ニール・トゥロック 著 水谷淳 訳 早川書房
 
  ビッグバン〜インフレーション説に代わる新たな宇宙論サイクリック宇宙論
 を紹介している本。そのどちらが真実を描写しているのかは、まだまだこれ
 からの観察研究を待たなければならないが、読んでいて実に興味深い主張で
 あった。

脳のなかの幽霊
 V.S. ラマチャンドラン,サンドラ ブレイクスリー 著 山下篤子 訳 角川書店
脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ
 V.S.ラマチャンドラン 著 山下篤子 訳 角川書店

  幻肢や様々な症候群から人の脳の働きを読み解いていこうという著者の研究
 はとても興味深い。今まで「少数の例外」として研究の対象にならなかった
 症例からひとつひとつ丁寧に脳の機能に迫っていく筆致はとても読みやすいし
 面白かった。二冊目の「─ふたたび」は講義録で内容は一冊目とほぼ同じ。
 とりあえずは一冊目からどうぞ。

葬られた王朝―古代出雲の謎を解く
 梅原猛 著 新潮社

  出雲大社の巨大な柱跡の発見や、膨大な数の銅剣銅鐸の発掘から「出雲王朝
 などなかった」とした自説を撤回し、葬られた王朝としての出雲王朝の実在
 に迫った著作。島根県出身者としては出雲王朝には関心大ありなのだが、
 どうもこの本は核心に迫ると言うよりは、表層をひっかきながら旅行を楽し
 んだ紀行文に思えてしまう。まだまだ研究の余地はあるということだろう。

表象と批評――映画・アニメーション・漫画
 加藤幹郎 著 岩波書店

  映画・漫画・アニメーションに関するテキスト批評の本と聞いてつい読んで
 しまった本。もちろん著者が言うように、100人いれば100通りの読み方が
 あるし、同じテキストでも昨日と今日とで違う批評が出てきてもおかしくは
 ない。その意味で「一つの読み方」として楽しむ本なのだろう。しかしヒッチ
 コックから荒木飛呂彦・楳図かずおまでが一冊の本に収められているのは
 可笑しくもあり嬉しくもあり(笑)。

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃
 リック・リオーダン 著 金原瑞人 訳 ほるぷ出版

  映画の原作本。映画を観てからの読書。もともと若年層を念頭においた本
 なのだろうが、これを読むと映画の方がさらにわかりやすくゲームのように
 なっているのがわかる。おそらくはシリーズを通しての黒幕になるだろう
 あの人は映画では登場しなかったしね。どちらが好みかは人によるか。
 もし映画の二作目が作られたら本の二冊目も読もうかな(笑)。

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July 05, 2010

読了5冊@ハイボリア

黒い海岸の女王 新訂版コナン全集1
魔女誕生    新訂版コナン全集2
黒い予言者   新訂版コナン全集3
黒河を越えて  新訂版コナン全集4
真紅の城砦   新訂版コナン全集5
  ロバート・E・ハワード 著 宇野利泰,中村融 訳 創元推理文庫

  小難しいと言うか、考えて読まなければならないファンタジーが
 続いた反動で、何も考えずに心底楽しめる本が読みたくなった。
 で、選んだのがコナンである。コナンと言っても名探偵でも未来少年
 でもないのでお間違いの無きよう(笑)。ヒロイックファンタジーor
 ソード&ソーサラーの元祖とでも言える作品であり、シュワルツェ
 ネッガー主演で映画化もされたので知っている人も多いだろう、
 ファンタジー作品である。他者を圧倒する巨躯に野生の獣のような
 俊敏さ。そして何物にも屈服しない本能と意志を併せ持つ野蛮人。
 妖魔の存在を信じているが、それと同時に倒せない妖魔などいない
 とも信じている男。そのコナンが当たるを幸いとばかりに敵をなぎ
 倒し、あらゆる怪異をものともせずに生き残り、麗しの美女をその
 手の内にする。本当に痛悔無比な物語なのだ。そして今回は模作や
 補作の多いコナンシリーズの中でもハワード自身の筆によるものだけ
 を選んでまとめ上げた新訂版を読んでみた。全6巻予定でまだ5巻
 までしか刊行されてないが、それでも久しぶりにコナンの暴れっぷり
 を堪能することができて幸せである。しかし読めば読むほどシュワ
 ちゃんとはイメージが違うなぁ(苦笑)。

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