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May 09, 2014

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

Wintersoldier

  キャプテンアメリカの能力は実に地味だ。手から爪が出たりしないし
 目から光線を出したりもしない。壁に張り付いたりできないし、神様
 でもない。それでもとても人気があり、未だに連載が続いている要因の
 ひとつは彼の精神性だと思う。アメリカの、そして人類の良心を象徴
 するような彼の高潔さは、あのソーのハンマー、ムジョルニアを何度か
 持ち上げたことを引き合いに出すまでもないだろう。前作、ファースト
 アベンジャーで、スティーブに超人血清を投与したアースキン博士との
 胸を叩くシーンが思い出されるな。
  今回の映画はこのキャップの地味な能力を逆に活かしたサスペンス
 になっていると思う。これがテレパスだったり有無を言わせぬ野獣
 だったりしたら成立しない映画だ。そしてその中で彼の高潔な精神を
 ─それはスパイの世界で人間の裏の裏まで知り、ひとりで生き抜いて
 きたナターシャ=ブラックウィドウの心を動かすほどの─描いている。
 通り一遍のマーベル風ヒーロー映画ではない、佳作に仕上がっている
 と思う。
  ファルコンとキャップの友情も良かったし、演じたアンソニー・
 マッキーも◎。今回大活躍のサミュエル・L・ジャクソンも楽しそう
 だったし、何よりもロバート・レッドフォードが悪役として登場する
 なんて贅沢すぎる!
  惜しいのはバッキーが肝心のストーリーから少々浮いてしまって
 いる感じが否めないところかな。まぁそのあたりは次回に続く、と
 いうことなのでしょう。
  80点。エンドクレジットのおまけのあの二人はあっちとは関係ない
 アベンジャーズキャラで登場、ですかね。

 「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
    CAPTAIN AMERICA: THE WINTER SOLDIER
  監督 アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
  キャスト クリス・エヴァンス スカーレット・ヨハンソン
       セバスチャン・スタン アンソニー・マッキー
       コビー・スマルダーズ フランク・グリロ
       エミリー・ヴァンキャンプ ヘイリー・アトウェル
       ロバート・レッドフォード
       サミュエル・L・ジャクソン 他

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