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September 13, 2011

グリーン・ランタン

Greenlantern

  スーパーマン、バットマンに続くDCユニバース第3の男として
 ついにグリーン・ランタンの映画化である。でもこれ日本では
 コミック原作だということはほとんど知られていないんだろうなぁ。
  マーベル社のコミックの映画化ラッシュに対抗するかのように
 スーパーマン・リターンズ、バットマン・ダークナイトと映画化
 を果たしてきたDC社側として、その次にフラッシュでもなくワンダー
 ウーマンでもなくグリーン・ランタンを持って来たのは成功だったと
 思う。グリーン・ランタンのパワーは、現代のCG技術でなければ
 とてもチープなものになってしまうだろうことは容易に想像が付くし、
 さらにグリーン・ランタンはその背景にSF的な広がりとチーム戦隊の
 要素が濃く、局所的であり個人的であるスーパーマンやバットマンと
 の差異が際立つだろうからだ。そう考えると、リターンズやダーク
 ナイトのようなリアリティやヒーローの孤独なドラマを重視した
 映画作りでなく、善と悪の戦いやコミックの持つ「荒唐無稽さ」に
 真正面から取り組み、そのまま素直に映像化しようという態度は
 大正解。ヒーローものなんだからこれくらいけれんみがあった方が
 いいというものだ。
  ただもう一歩なのになと感じたのも事実。ハル・ジョーダンの
 恐怖と勇気、パララックスに勝利するあたりの「力学」がもっと
 はっきりわかりやすく描かれていればよかったかな、と。何となく
 気合いが入ったので勝ちました、ではやっぱりねぇ(苦笑)。追い
 詰められて恐怖に震えながら、今まで自分を支えてくれた人や守り
 たい人の顔を思い浮かべ、あの誓いを唱えながら反撃に転じる、
 くらいのことはあって良かったと思う。
  75点。アメリカでコミックを読んでいる人間にとっては、最後
 シネストロがああなるのは最初からわかっていることで、とって
 つけたわけではなくファンサービスなのだよと、トイレでぼやいて
 いた若い二人に教えてあげたい(笑)。

  「グリーン・ランタンGREEN LANTERN
   監督 マーティン・キャンベル
   キャスト ライアン・レイノルズ ブレイク・ライヴリー
        マーク・ストロング ピーター・サースガード 他

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