« 夏の影 | Main | 神泉の揚羽 »

July 11, 2011

マイティ・ソー

Thor

  北欧神話のソーという神格(日本ではトールやソールという読み方の
 方が主流。ソーはThorの英語読み)には人一倍の思い入れがある。力帯
 と鉄の手袋を帯び、雷を呼ぶ槌を振るうカッコいい存在として、小さい
 頃から最も好きな神様(笑)だったし、ゲームをする時の主人公の名前は
 いつもこのソーからとった名前を付けていた。ネット世界ではX-MENの
 ウルヴァリンが私の分身だったように、ゲームの世界では、このソー
 こそが私の分身だったのだ。ウルヴァリンが映像化された喜びと同じか
 それ以上の喜びを持って勇躍観賞に行ってきた。
  正直、一本の単体の映画としてはどうかと思う。全く何の予備知識も
 ない人には世界観について行くのがやっとだろうし、理解した頃には
 今ひとつ盛り上がらないまま映画が終了してしまう。やっつけるべき
 はっきりした敵がいないというのが弱いのではないかな。もしこの映画
 が単体の企画で、一本だけで成立させるとしたら、コミックの初期の
 ように、懲罰で人間の姿にされていたソーがその力を取り戻し、外敵
 と戦う様を地球側の視点から描いた方がよかったのかも知れない。 
  だがこの映画は後のアベンジャーズにつながる映画であり、今まで
 のマーベル映画の流れの中にあるのだから、私はこれはこれでいいと
 思う。特に私のようなアメコミファンにとっては嬉しさ満載の映画だ
 と言えるだろう。ソーが動いている、ムジョルニアがうなりをあげて
 いる。それだけでももちろん素晴らしいのだが、その他にもホークアイ
 がちらりと登場したり(おそらくアベンジャーズで競演することになる
 だろう)、Dr.ストレンジのアイテムがちらっと見えたり、ハルクや
 アイアンマンの世界とつながっていたりとサービス盛りだくさん。
 またスタン爺さん出てるしね(笑)。
  アメコミの映画化とちゃんと心得てみる人には80点。何も知らない
 人にとっては70点くらいかな?。個人的には雷の描写に色気が足り
 ないと思う。キングギドラの引力光線以上の光学的描写にはなかなか
 出会えないなぁ。

  「マイティ・ソーTHOR
   監督 ケネス・ブラナー
   キャスト クリス・ヘムズワース ナタリー・ポートマン
        トム・ヒデルストン アンソニー・ホプキンス 他

|

« 夏の影 | Main | 神泉の揚羽 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/39551/52180455

Listed below are links to weblogs that reference マイティ・ソー:

» 映画「マイティ・ソー」神話の世界と現実の融合の映像はスゴイがストーリーは薄い [soramove]
「マイティ・ソー」★★★ クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、 トム・ヒドルストン、ステラン・スカルスガルド、 コルム・フィオール、レイ・スティーヴンソン、 イドリス・エルバ、カット・デニングス、浅野忠信、 レネ・ルッソ、アンソニー・ホプキンス 出演 ケネス・ブラナー 監督 115分 、2011年7月2日, 2011,アメリカ,パラマウント・ピクチャーズ (原作:原題:THOR)                     →  ★映画のブログ★                 ... [Read More]

Tracked on July 17, 2011 at 08:09 PM

« 夏の影 | Main | 神泉の揚羽 »