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December 06, 2010

デイブレイカー

Daybreakers

  世界規模の疾病により全人類の95%がヴァンパイアと化した世界。
 日が暮れてから会社に出勤したり、スタンドバーで血液を売ったりと
 彼らはヴァンパイアなりの社会秩序・文明社会を形成してきたが、
 人類が人口の5%にまで減少、文字通り絶滅危惧種となり、血液が
 圧倒的に不足。すなわちヴァンパイアに絶望的な食糧危機が訪れて
 いる時代。代用血液を開発し巨利をむさぼろうとする会社と、その
 中にいる研究員でありながら、吸血鬼を「治療」しようとする主人公
 の葛藤と活躍を描いた映画である。
  珍しくあらすじのようなものを書いたのは、この設定こそがこの
 映画の勝利の鍵だと思うからだ。このような設定を思いつき、それを
 着実に映像化した時点で、ユニークで見るべき所の多い映画が出来
 上がるのは自明の理とさえ言っていいのではないだろうか。そこだけ
 を観に行っても元が取れると思う。
  だが、そこで止まってしまってもう一歩踏み込んで設定の上に物語
 を構築するところにまでは行ってないのが残念。そのためだろう、
 治療法とそれに伴う「治療薬」の設定あたりはどうもご都合主義に
 見えてしまうし、ゴアシーンがおまけでついているように思えて
 しまう。物語の収め方、もう少し上手くできたような気がするのだが。
  80点。変なラブロマンスが入り込んでいないところは◎。こういう
 状況になる前にいくらでも打つ手があるだろう、というのは言っちゃ
 ダメ(笑)。

 「デイブレイカーDAYBREAKERS
  監督 マイケル・スピエリッグ ピーター・スピエリッグ
  キャスト イーサン・ホーク ウィレム・デフォー サム・ニール 他

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