« もうすぐ巣立ち | Main | 梅雨の晴れ間 »

June 28, 2010

ザ・ウォーカー

Thewalker

  文明崩壊後のアメリカの荒野を、世界にただ一冊だけになって
 しまっただろう本を持って西へと向かう一人の男=ウォーカー。
 そしてその本に世界を支配する力があると信じて付け狙う街の
 独裁者。二人が出会う時本の行方は?そしてウォーカーの運命は?。
  この映画のキモは本の正体、ということになるだろう。もちろん
 思い切りネタバレになってしまうので書くことは出来ないが、まぁ
 映画の途中ですぐわかることだし、考えてみればあてはまるのは
 この本しかないだろう。だがその正体が割れた時点でおそらく日本
 の観客の半分は興ざめするのではないか。極端な話、どうでもいい
 とさえ思ってしまいかねない。そういう内容の映画であった(うーむ
 これじゃ何が何だかわからないだろうな。でも一言でも書くとすぐ
 ばれちゃうのですよ(汗))。そういう方面に多少なりとも素養のある
 私にとっては実に興味深い映画ではあった。そこには自己存在の
 否定と肯定がごちゃまぜになっていて、現在の欧米文化圏の迷走
 ぶりを反映しているような気さえしたな。
  本にまつわる部分は奇蹟のたまものとして大目に見るとしても
 なぜウォーカーがあそこまで強いのかについては何か言及が欲し
 かったところ。たとえば文明を崩壊させた側にいた兵士だった、
 とかね。
  75点。原題を観てその時点で気づかなければならなかったな。
 エリ・エリ・レマ・サバクタニ。

  「ザ・ウォーカーTHE BOOK OF ELI
   監督 アルバート&アレン・ヒューズ
   キャスト デンゼル・ワシントン ゲイリー・オールドマン
        ミラ・クニス ジェニファー・ビールス
        マイケル・ガンボン トム・ウェイツ 他

|

« もうすぐ巣立ち | Main | 梅雨の晴れ間 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/39551/48746176

Listed below are links to weblogs that reference ザ・ウォーカー:

« もうすぐ巣立ち | Main | 梅雨の晴れ間 »