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March 23, 2010

シャーロック・ホームズ

Holmes

  今までに積み上げられてきたホームズ像というものを一旦破棄して
 原作に立ち返って新たなホームズを描こうとする意欲は買う。バリツ
 と呼ばれる格闘術(バーリ・トゥードのことだろう)に注目し、戦う
 ホームズ、動くホームズに仕上げ、ワトソンの方もただの記述者で
 なく、退役した軍医としてホームズと共に事件の最前線で活躍する
 キャラクターにしている。その線に沿って展開されるストーリーに
 キャストもしっかりはまっているし、当時の─ロンドンブリッジが
 建造されているころの─ロンドンの再現もなかなか。そしてホームズ
 と言えば避けて通ることの出来ない「推理」の映像化も見事にこなし
 ている。ひとつのホームズ解釈としてはかなりの線に達していると
 言えるだろう。
  だが私が古いのかなぁ。この動き回る名探偵とホームズがどうにも
 しっくり来ない。やはりシャーロック・ホームズといえば理知的で
 病的で繊細で─。小さい頃からすり込まれてきたイメージというのは
 そう簡単に覆せるものではないと言うことか(苦笑)。
  75点、かな。細かいところに細かいネタがたくさんちりばめられて
 いるだろうこの映画、シャーロキアンたちの眼にはどう映るのだろう。

 「シャーロック・ホームズSHERLOCK HOLMES
  監督 ガイ・リッチー
  キャスト ロバート・ダウニー Jr. ジュード・ロウ
       レイチェル・マクアダムス マーク・ストロング 他

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