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January 12, 2010

アバター

Avatar

  噂のアバターを観賞。平日の午後だというのにいつもはガラガラの
 近所のシネコンがほぼ満員の盛況ぶり。3D効果かあのタイタニックの
 監督の作品だからか。

  映像は確かに素晴らしかった。やはり目と脳が慣れるまで少し時間
 がかかるのはいつもの3D映画と同じだが、慣れてしまえば3Dを意識
 しなくなるくらいに自然な立体映像だったと思う。高所恐怖症の私に
 とっては少々怖い映像も満載だったし、最後の方、映画館にいる観客
 が手を挙げたと思ったのが映画の中のナヴィ族の手だったのには驚いた。
 そこまで自然だった、ということだろう。
  細かい演出も上手くできている。こういう異世界モノだと、たいてい
 のクリーチャーは一度出てきたらそれまでだが、一度きりの登場で
 終えずに上手く利用している。本体とアバター(化身)の関係とギミック
 も活用できていたし、安易な手だとわかっていてもトルーク・マクトの
 登場には素直に感動した。
  だが、肝心のストーリーはジェームズ・キャメロンが10代の頃から
 考えていたお話のせいか、いささか古い。殺し合いで決着が着くところ
 もそうだし、すべてが片付いたわけではないと─あの後地球軍側の報復
 はどうなるのだろうと思わせてしまうラストもどうか思う。民間会社の
 私設傭兵軍にして、暴走する大佐と利益と公益を考える会社、主人公と
 科学者チームのパワーバランスあたりできっちり解決をはかる脚本に
 練り上げることはできなかったのだろうか。
  そろそろ3Dだということだけで映画を評価する時代は終わりを告げ
 ようとしている気がする。新しい器には新しい酒を、ということだ。
  75点。それでも上映時間の長さを感じなかったのは一級のエンター
 テインメントにしあがっているということなのだろう。

 「アバターAVATAR
  監督 ジェームズ・キャメロン
  キャスト サム・ワーシントン ゾーイ・サルダナ
       シガーニー・ウィーバー スティーブン・ラング 他

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