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April 27, 2009

パニッシャー:ウォー・ゾーン

Punisher_warzone

  実に三度目となる「パニッシャー」の映画化。今までの二作は89年版
 といい04年版にしても「法を無視してでも悪党を裁く」パニッシャーの
 映画化にしては中途半端で今ひとつ突き抜けてなかったので(大衆が観る
 「映画」というメディアにあっては致し方ないのではあろうが)、今回の
 三度目の正直も期待はしていなかったのだ。だが今回はマーベルの大人
 向けのレーベル「MARVEL KNIGHTS」から出たもの、そしてさらに
 その上のアダルト向けのMAXレーベルから出たパニッシャーを原作と
 して、暴力描写・スプラッタ描写を避けずに「振り切った」パニッシャー
 が描かれていると聞いたので鑑賞に向かった次第。
  確かに今までのパニッシャーとは違ってきちんとパニッシャーとなって
 いたとは思う。バットマンがあれだけ人を殺すまいと悪戦苦闘している
 のがばからしく思えるほど、この映画のパニッシャーは人をあっけなく
 殺していく。フランク・キャッスルがパニッシャーになる過程はあえて
 省き、すでにパニッシャーがパニッシャーであるところからお話を始めた
 のが大正解だったのだろう。きちんとドクロのコスチューム着ているのも
 ◎。突き抜けている、ということは素直に認めたいと思う。
  だが今ひとつ乗り切れなかったのも事実。どうせパニッシャーはあり得
 ないくらい強くて死なないのだから、もっと荒唐無稽でも良かったと思う。
 沈黙シリーズのセガールのような強さとでも言えばいいだろうか(笑)。
 ラストシーンにしても本当のパニッシャーならあの部屋に入った瞬間に
 問答無用で二人を撃ち殺していると思う。つまり、そう、カタルシスが
 足りないのだ。情報を「売った」やつに対して何の制裁もないのも気に
 かかるしね。
  75点。もっと様々な銃器の見本市みたいな映画になっててもよかった
 かな。

  「パニッシャー:ウォー・ゾーンPUNISHER: WAR ZONE
   監督 レクシー・アレクサンダー
   キャスト レイ・スティーヴンソン ドミニク・ウェスト
        ダグ・ハッチソン コリン・サーモン 他

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