はな子
今日が開園記念日で入場料が無料になるということで、吉祥寺に
ある井の頭自然文化園に行ってきた。大型動物はゾウのはな子くらい
で、本当に地味な動物園だった。ツシマヤマネコなんか狭いところを
グルグル回っていてちょっとかわいそうだったな。遊園地があったり
するので子供連れにはいいかもしれないが、大人が楽しむ、という
感じではないか。たくさん歩いて少しお疲れです(笑)。
今日が開園記念日で入場料が無料になるということで、吉祥寺に
ある井の頭自然文化園に行ってきた。大型動物はゾウのはな子くらい
で、本当に地味な動物園だった。ツシマヤマネコなんか狭いところを
グルグル回っていてちょっとかわいそうだったな。遊園地があったり
するので子供連れにはいいかもしれないが、大人が楽しむ、という
感じではないか。たくさん歩いて少しお疲れです(笑)。
2分先の未来だけ─しかも基本的には自分に関わることのみ─を見通す
ことの出来る予知能力者の物語。同じP.K.ディック原作でスピルバーグと
トム・クルーズによって映画化された「マイノリティ・リポート」の中の
プリコグによる予知とそれを利用した逃走劇の部分だけをクローズアップ
して一本の作品にしたような映画だ。原作とは全くの別物になっている
らしく、ほとんどオリジナルの映画と思っていいだろう。だが、アメコミ
好きでディック好きのニコラス・ケイジによるアイディアが素晴らしく、
素材としてディックを使っただけと言ってもいい「トータル・リコール」
や「ペイチェック」とは違い、ディックらしさを残しながらも一級の娯楽
作に仕上がっている。「2分先の予知」の映像化も手を変え品を変え飽きる
ことなく楽しませてくれるし、女性の口説き方に一生懸命ああでもない
こうでもない能力を使う主人公は親しみがわく。最後のオチは多少ずるい
感じもするが、この映画に関して言えば悪いとは言い切れないだろう。
その辺りもディックっぽいと言えばディックっぽいし。
惜しいのは敵のキャラクターが立ってないことと、なぜリズだけ特別で
彼女に関することだけは遙か未来まで見通せるかということに答を出して
いないところか。その答を用意して物語に一ひねり加えればなお面白い
作品になったのではないかと思うのだが。
75点。ピーター・「刑事コロンボ」・フォークの健在ぶりも嬉しい限り。
「NEXT─ネクスト─」 NEXT
監督 リー・タマホリ
原作 フィリップ・K・ディック「ゴールデン・マン」
キャスト ニコラス・ケイジ ジュリアン・ムーア
ジェシカ・ビール ピーター・フォーク 他
「ブリジンガメンの魔法の宝石」
アラン・ガーナー 著 芦川長三郎 訳 評論社
「ゴムラスの月」 アラン・ガーナー 著 久納泰之 訳 評論社
「エリダー─黄金の国」 アラン・ガーナー 著 龍口直太郎 訳 評論社
「ふくろう模様の皿」 アラン・ガーナー 著 神宮輝夫 訳 評論社
ダンセイニ卿の次に選んだのがアラン・ガーナー。選択に深い意味は
ない。「今度は少し児童文学よりのものを読んでみよう」と単純に思った
だけだ。「ブリジンガメン─」と「ゴムラス─」はお話が続いていて、
同じ人物が登場する。内容はまさしく「剣と魔法の物語(ソード&
ソーサラー)」だった。特にシンプルな一冊目がお気に入り。狭い洞窟を
抜けていく閉塞感や最後の大立ち回り。神話を思わせる唐突な終わり方。
あちこちに難はあるが、ファンタジー好きな人間には薦められる本だ。
「エリダー─」は今ひとつ。物語の真ん中3分の1を切り取ったような
作品なのだ。4兄弟のキャラクターも今ひとつつかみきれないし、感情
移入が難しい。最後のユニコーンの歌というイメージは素晴らしいが。
「ふくろう─」は児童文学とは言い難い作品かな。過去の恩讐が現在の
人間に影響を与え、事件が繰り返されるという話。やや言葉が足りず、
読者を置き去りにしてしまい、結果としてわかりにくくなっている所は
あるが、そこを乗り越えて読めば人間がしっかり描かれているのに気付く
だろう。ファンタジーではない、のかもしれない。実際ファンタジーの
要素はなくてもこの物語は成り立たせることは出来ただろう。
全体として、ガーナーという作家は言葉を惜しむ傾向があり、ゆえに
難解になりがちという欠点はあるが、モチーフの選択や各場面の描写
などは素晴らしい作家という印象だろうか。訳者が全部違うので一概
には言えないのかもしれないが。
「夜の言葉―ファンタジー・SF論」
アーシュラ・K. ル=グウィン 著 山田和子 訳 岩波現代文庫
ゲド戦記のル=グウィンのファンタジー・SF関係のエッセイ本。
書いてある内容は間違いではないのだろうが、どうも延々と愚痴を聞か
されているような気がして好きにはなれない本だった。
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