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May 29, 2007

リーピング

Reaping

  TVスポットを見て「怪奇!昆虫少女の逆襲!!」のような映画を思い浮かべ、
 危うくすっ飛ばす所だった映画。タイトルのリーピングが「刈り取り」や
 「報いを受けること」といったことと同時に「最後の審判」という意味を持つ
 ことからもわかるように、この映画はキリスト教を題材にしたホラーとも
 オカルトとも言える映画だったのだ。しかも今までにいくつもの良質なホラー
 を提供してきたダークキャッスルの映画となれば観ないわけにはいかない。
  結果期待してなかった分大満足の映画だった。特に小さな村を襲う「十の
 災い」のカウントダウンのような進行と、ストーリーの盛り上がり、そして
 効果的などんでん返しがうまく噛み合った脚本の出来がいい。絶対に答の
 出ない科学対信仰といった図式で始まった映画を、物語から観客を遊離させる
 ことなく、最後の力業とも言える結末まできちんと着地させてくれる。
 もちろんそれにはヒラリー・スワンクやアナソフィア・ロブの演技が大いに
 貢献しているのは言うまでもない。SFXも申し分なし。題材が題材だけに
 おおっぴらに人にお勧めできる映画ではないが、聞かれれば「私は好きだ」
 とニヤッと出来るそんな映画だった。
  80点。キリスト教関係に興味のない人素養のない人はなんのこっちゃ?
 となる可能性もなくはないのでご注意を(笑)。

  「リーピング」THE REAPING
   監督 スティーブン・ホプキンス
   キャスト ヒラリー・スワンク デイビッド・モリッシー
        アイドリス・エルバ アナソフィア・ロブ
        スティーブン・レイ 他

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