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February 19, 2007

墨攻

Bokkou

  普通なら観に行くか行かないかギリギリのライン上にあると思われる
 この映画を観に行った理由はただ二つ。攻城戦と軍師の描写だ。水滸好き
 としては、時代こそ違え中国でこの二つの要素がどう描写されるかにとても
 興味があったという次第。
  攻城戦に関しては大満足の内容だった。馬糞を藁の屋根に塗って火矢を
 防ぐといったリアリスティックな策から、熱気球で城壁を越えるといった
 奇想天外一歩すれすれの手まで、実に見応えのあり堪能させてもらった。
 もちろんすぐこれを水滸伝の時代の攻城戦に比べることは出来ないが、
 まったくつながらないと言うわけでは無かろう。子団が小李広に見えたり
 見えなかったり(笑)。
  軍師の方はと言えばこれは少し思っていたのとは違ったかな。軍師は
 あくまでも作戦参謀であり王ではないのだから、指揮権全権を掌握して
 しまったのではもはや軍師とは言えない、と思ってしまったからだ。
  兼愛の方は確かにこの映画の主題目ではあるだろうが、あまり興味なし。
 まぁそれがないと意味のない映画だというのは認めるが。ファン・ビンビン
 あまり好みではないし(笑)。
  75点。日中韓のスタッフ・キャストの結集。これは大いに歓迎である。
 これからこういう映画が増えていくとまた新しい展開が生まれるのでは
 ないだろうか。

 「墨攻」 A BATTLE OF WITS
  監督 ジェイコブ・チャン
  キャスト アンディ・ラウ アン・ソンギ ワン・チーウェン
       ファン・ビンビン ウー・チーロン チェ・シウォン 他

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Comments

ひああああ!!昨日私が見ようとして時間が合わなくて見れなかった墨攻・・・!ウラヤマです!しかも何だか面白かったぽいし。上映終わらないうちに私も映画館に見に行きたいです。

Posted by: 矩子 | February 20, 2007 at 05:43 PM

中国映画特有の一種奇天烈さが無く、とても真面目に作られている作品だとも思いましたな。
ボーっとしてると日々あっちゅー間に流れて行きますゾ(自戒)。

Posted by: ウル | February 21, 2007 at 09:41 AM

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