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July 31, 2006

王と鳥

Outotori

  ノーチェックだった。甘かった。不明を恥じるばかりである。「王と鳥」と
 いうフランスの古いアニメがデジタルリマスターで甦る?またジブリが一枚
 かんでるの?まぁ好きな欧州系のアニメだし観に行くかな、くらいの気持ちで
 いたのだが、直前になってチェックしてみたらこれ「やぶにらみの暴君」だった
 のね。はぁ…。私くらいの世代のアニメファン(だった人間)にとって、「やぶ
 にらみ─」は「ファンタジア」と並んで観たくてもほとんどお目にかかることが
 出来ない幻の長編アニメだったというのに。最初から「やぶにらみの暴君」と
 謳って宣伝してくれればいいのに…。いや、こうやって晴れて劇場で観れたの
 だから文句はありません。
  内容の方はいささかの古めかしさと脚本の粗さ、すっきりとしない終わり方
 など、いくつか気になるところはあったのだが、それ以上に素晴らしいところ
 ばかりだった。サーチライトに照らされて追われる影の動き、ラストシーンで
 崩壊していく城の圧倒的な描写、CGを使ったのではないかと思われるほどに
 硬質なロボット。奇妙な、それでいて魅力的なキャラクターの数々、この作品
 を観ないのは人生の損だとまで思う。必見。観れない人はDVDを買おう(笑)。
  85点。本物の王様と主役達のその後が観たかったのでその分マイナスです。

  「王と鳥」LE ROI ET L'OISEAU
   監督 ポール・グリモー
   脚本 ポール・グリモー ジャック・プレヴェール
  

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