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December 02, 2004

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

skycap

  ネットでトレーラーを見て以来ずっと楽しみにしていた。30年代〜40年代の
 SF未来世界をそのまま映像化したような、まさにレトロフューチャー。

  もうお腹一杯になるくらいに好きなモノがてんこ盛りの映画だった。「ぼくら」が
 子供の頃に見たSFのイメージ世界が現前に広がる楽しみ。それは、オーニソプター
 (羽ばたき式飛行機(ずっとオーソニプターだと思っていた(汗)))だったり、
 ティントイのような巨大ロボットだったり、ドーナツ型の熱線を出すブラスター
 だったり、クラウドベースやシービュー号だったりアイパッチだったりするわけだが
 ひとつひとつ挙げていれば本当にキリがない。この年になってこのような映像に
 出会うことが出来るのは幸せなことだと単純に思う。
  だが、それだけに、口を出したい所も山のようにあるのも事実だ。まずなによりも
 「好敵手」がいないということがこの映画の最大の弱点だろう。スカイキャプテンと
 いうエースパイロットが主役である以上、それに対抗するライバルは絶対に必要だ
 と思う。それは敵役でもいいし、同じ手柄を目指す同業者でもいい。そういう存在の
 登場人物がいればもっと面白くなったはずだ。それと多少かぶるが、敵役が少し弱い
 のも気になった。メカたちがあれだけのキャラクターなのに、それを操る側の悪役が
 あれではもったいないのではないか?。希望としては敵役はマッドサイエンティスト
 と小悪党のとりあわせにして、マッドサイエンティストは死亡or行方不明、小悪党は
 ボロボロになりつつも悪態をつきまくりながら退場という最後がいい。「次回乞う
 御期待」となるし(笑)。そして、「スカイキャプテン」なのだから、映画の最後は
 一大空中戦で終わらなければならないと思うのだが?。よくよく考えてみれば巨大
 ロボットを使って発電機を盗んでいたのはどうしてかということも今ひとつよく
 わからないし、トーテンコフの実験というのも謎が多すぎる。南京で何があったのか
 も気になるし(笑)。脚本だ。脚本をもう一ひねり二ひねりして欲しかったところ。
 この監督、次は火星シリーズ(!)を撮るというから、それに期待します。
  90点をつけたい75点。このもどかしさよ(笑)。

  「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
      SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW
   監督・脚本 ケリー・コンラン
   キャスト ジュード・ロウ グウィネス・パルトロウ
        アンジェリーナ・「ララ・クロフト」・ジョリー 他

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Comments

こにちわー!私も見てきたばっかりです!同志!(←おい)
アチコチしょぼいくせに本当に楽しい作品で、監督の次回作に期待大!ですね。

Posted by: 矩子 | December 03, 2004 at 12:01 AM

期待してるのと同じくらい不安だったりもするのだけど(笑)。
あの武部さんのデジャーソリスを汚さないような作品であってくれればと願っております。

Posted by: ウル | December 03, 2004 at 11:38 PM

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