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November 16, 2004

キャットウーマン

catwoman

  ハル・ベリー主演で映画化されたおなじみのアメリカンコミックキャラクター。
 本来登場するのはバットマンのDCユニヴァースであり、ゴッサムシティなのだが
 今回のキャットウーマンはそのあたりはすっぱりと切り落とし、現代の大都市に
 舞台を設定し、他のDCキャラとは一切関係のない作品に仕上がっている。

  さて肝心の内容はといえば決して不出来というわけではない。今までありそうで
 なかった、カポエイラを核にキャットウーマンの格闘アクションを構築するという
 発想は、実に猫らしくてうまくいっていると思う。明らかに逆立ちをするような
 部分は採用せずに、両手両足を地面に着けた状態から繰り出される蹴りを猫の動きと
 融合させることによって新しいキャットウーマンアクションが出来上がっている。
 あとはキャットウーマンが世界の平和のためなどではなく、女性の幸せのために
 戦うというのもいい。猫は自由。大義や権威とは別の世界で生きているのである。
  だが出来がいいとも言えないと思う。突出した所がなく実に平均的な出来に
 とどまっているのが実際のところ。人間に出来ないアクションシーンになった時や
 猫がアップになった時に匂うCGらしさが多少鼻につくし、悪役のキャラクターも
 相手役の男性のキャラクターも今ひとつ立ってない気がする。それよりも何よりも
 ハル・ベリーが猫っぽくないのがこの映画の一番の弱点かも知れない(苦笑)。
 ティム・バートンのバットマンのミシェル・ファイファーが実に猫だったのとは
 対照的だ。確かに今この映画を成立させようと思えばハル・ベリー級の女優を
 持ってこなくてはいけないのではあろうが、そうまでして作る必要のあった映画
 とも思えないし。
  70点。あの猫のマスクの頭が高いのもどうかと思うが(苦笑)。

 「キャットウーマン」CATWOMAN
  監督 「ヴィドック」ピトフ
  キャスト ハル・ベリー シャロン・ストーン ベンジャミン・ブラット 他

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