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September 13, 2004

ヴァン・ヘルシング

vanhels

  「ハムナプトラ」でスマッシュヒットを飛ばしたスティーヴン・ソマーズ監督が
 そのご褒美に作らせてもらった、ユニヴァーサルホラーキャラクター総登場映画。
 ドラキュラ・狼男・フランケンシュタインの怪物の三巨頭がそろい踏み、である。
  ハムナプトラももとは「ミイラ再生」のリメイクがもとだし、古典ホラーに対する
 愛情の感じられるソマーズ監督の作品であることから、「三大怪獣地球最大の決戦」
 映画(笑)とはいえ全く不安は感じなかった。それどころかかなり期待して観に行った
 のだが、いや期待通りなかなか面白い作品に仕上がっていた。
  三つの怪物をそのキャラクターを活かしながらうまく物語に絡め、破綻無く映画を
 作り上げるだけでもかなりの力業だろうに、それに加えてほとんど新しいと言っても
 いいキャラクター、ヴァン・ヘルシングを創りだし、2時間13分間だれることなく
 突っ走る手腕はさすが。いつもながらの過剰なまでの駆け足健在である。
  こういう映画はある意味お祭りなのだから各キャラクターを尊敬とともに扱い
 それぞれの見せ場を作りきちんと盛り上げてくれればそれでいいのだ。その点
 からも合格ラインをすんなり突破している。
  難点と言えば若干脚本の練り込みが足りないと感じられてしまう所だろうか。
 何となく最初から続編作るぞーという気が見えてしまうようなラストといい
 フランケンシュタインの怪物と女ドラキュラの対決がどうなってしまったのか
 わからないところや、翼がないと出られないはずの城からどうやって…?と
 いう疑問、最後のメーンエベントがただのとっくみあいで終わっている所など
 工夫次第でもっと盛り上がるはずなのに惜しいところだ。
  とにもかくにもサービス精神てんこもりでお腹いっぱいになること間違い
 なしの一本で80点。ミスターハイドまで登場する気前の良さ(笑)。

  「ヴァン・ヘルシング」VAN HELSING
   監督・脚本・制作 スティーヴン・「ハムナプトラ」・ソマーズ
   キャスト ヒュー・「ウルヴァリン」・ジャックマン
        ケイト・「アンダーワールド」・ベッキンセール
        リチャード・ロクスバーグ ウィル・ケンプ シュラー・ヘンズリー
        デヴィッド・「ファラミア」・ウェンハム 他

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